「こども園」は幼稚園・保育所と併存か?
今日インターネットでも流れたニュースからですが、政府が2013年度からの導入を目指している幼稚園と保育所を一体化した「こども園」ですが、幼稚園と保育園を全てこども園に統合するという案ではなく、どちらの施設も既存のままで、新たにこども園を増やす方式でほぼ意見が固まってきた模様です。
一番多かった意見は、こども園、幼稚園、保育所の3者を併存させる案は「将来のこども園への完全移行にもつながるので現実的だ」といった声が多かったようです。
来年の4月からが2011年度ということを考えると、今から2年半ほど先の話になりますね。
ここでこども園の議論を行う前に、幼稚園と保育園の違いについて整理しておきます。
第一に、保育園と幼稚園は年齢が違います。
保育園は0~1歳児でもOKのところもあり、小学校入学前の子供まで預かってくれます。
一方、幼稚園は3年保育の場合では、3歳の春から小学校入学前までです。
また、よく言われることに、行政の管轄が違うということが挙げられます。
幼稚園は文部科学省の教育施設で、保育園は厚生労働省の福祉施設なのです。
つまり、保育園は「福祉施設」なので子どもが「保育に欠ける」状態の方であれば入園できます。
一方、幼稚園は、「教育施設」なので、学校と同じように考えておけば良いと思います。
そのため、保育時間も違います。
通常の認可保育園は、早いところは午前7時半くらいから預かりを開始し、午後5時から6時半くらいの間に迎えにいくことが多いのです。都心部など、親の都合によっては「延長保育」があり、さらに遅い時間でも預かり可能な場合があります。
一方、幼稚園は午前9時から午後2時くらいまでの預りで、小学校の短縮授業のようなイメージを持って頂ければ良いかと思います。
